イトーキ　トルテUチェア

本日は、イトーキさんから新発売された、トルテUチェアのご紹介をいたします。

トルテUチェアはそれまで13年もの長きに渡って販売されていた、トルテRチェアの後継品として開発されました。トルテRチェアのコンパクトかつ独自の機能を踏襲しつつも、デザインを進化しつつ、地球環境へ配慮されたチェアとなっております。

特徴１

進化したデザイン

まず、トルテUチェアを最初に見た感想は「すごくかわいいデザインだな」でした。前モデルのトルテRチェアもいいチェアではありましたが、デザイン的には普通、どちらかというと武骨で固まり感のあるものでした。

トルテRチェア(廃番)

それがこんなにオシャレに!!

トルテUチェア(新型)

ずいぶん変わりましたね(いい方向に)。

このトルテUチェアには、オールワントーンカラー、こだわりの仕上げでインテリア性を高めた「ナチュラル」タイプと、オフィスの内装材になじみやすいベーシックな「スタンダード」タイプの２つのタイプがございます。

こちらは「ナチュラル」タイプ。

肘まで同じ、オールワントーンカラーがおしゃれです。背もたれ裏の独特な質感、実は100％リサイクル繊維を使用したサステナブル張地、ナチュラルなカラーがより高級感を引き立てているというか、プレーンな感じがいいです。私、最初に写真で見たとき「すごくおしゃれ…イトーキさんっぽくない(笑)」って思っちゃいました。でもよく考えたら、バーテブラ03をはじめ、イトーキさんのチェア、デザインも結構いい感じのアイテムが増えてきましたよね。

ただ、「ナチュラル」タイプはお値段が少しお高め。このお値段ですと他のチェアも視野に入ってきますから、いろいろ座り較べてみたくなります。…篠田商会ってところは、いろんなメーカーのチェアを座り較べられるのでお勧めですよ(笑)。

「スタンダード」タイプも基本デザインは同じなのでいい感じだと思います。

特徴２

受け継いだコンパクト設計

トルテUチェアは前モデルのトルテRチェアから受け継いだコンパクトな形状と、狭いところでの運用に便利な機構も魅力の一つです。

肘付タイプがW1000mm片袖デスク（L型脚）に格納できるサイズになっています。

またデュアルモーション採用により、チェア後方への影響寸法が小さくなってます。

コンパクトはオフィスや、スペースの限られたご自宅での使用に便利ですね。

特徴３

環境配慮

トルテUチェアは環境配慮にも先進的。

イトーキさんはトルテUチェアの原材料調達～廃棄・リサイクルで排出される温室効果ガスの全量をカーボン・オフセットしています。

また、先ほどもご紹介しましたが、ナチュラルタイプの張地も100％リサイクル。廃棄ペットボトルのリサイクル繊維100％で作られた張地を採用し、通常の張地に比べ生産時のCO2排出量を約41％削減しているそうです。

更に、背と座のクッションは取替可能。躯体さえ大丈夫なら交換によりリフレッシュすることもできます。

さて、個人的なトルテUチェアの評価ですが…

インテリア性の高いデザイン
チェアのデザインって、後ろからの見た目が大事だと思うんですよね。だって座っている時、そのチェアを見ることは出来ないじゃないですか？　このデザインなら、座っていないとき、オフィスでも自宅でもインテリアとして普通にオシャレだと思います。

座面が固い
第一印象は「座った時の座面のクッションが固い感じがする」です。まあ、背に体を預けたりすると多少感じ方が変わってきもしますが、それでも硬い感じがします。座面のお尻の当たる感触って、単純なクッションの厚みとか柔らかさだけでなく、形状ですとか、そういったトータル的なものだと思うのですよね。クッション自体柔らかすぎても良くないですから。…このあたりの改善は期待したいです。イトーキさんお願いします。

以上つらつら話してまいりましたが、当店ではトルテUチェアのデモ機を展示いたしておりますので、ぜひご来店いただき、ご覧になっていただければと思います。